モラハラ夫の治療は病院で出来る?気になるポイントをチェック

自分の夫がモラハラだと気付いたら、

「どうにかして治療したい」と思いますよね?

 

モラハラという言葉が広まってきたとはいえ、まだまだ情報は少ないもの。

 

  • モラハラはどうやって治療すればいいのか?
  • どの病院に連れていけばいいのか?
  • そして、そもそも治療は可能なのか?

 

こちらのページでは、そんな気になるポイントについて説明していきます。

目次

夫の言動がモラハラだった!治療はできるの?

夫の言動がモラハラだった!治療はできるの?

夫の理不尽な言動はどうやらモラハラらしい。

そう気づいたら、次に考えるのはその対処法ですよね。

モラハラ夫への対処法は、大きくわけると離婚するか一緒に居るかということになりますが、一度は好きで結婚したわけですから、なるべく離婚という選択はしたくありませんよね。
金銭面や子どものことを考えてなんとか離婚は避けたいという方も多いでしょう。

 

しかし、だからといってモラハラにただ耐えているだけではあなたの心身はどんどん弱っていくばかり。

ですので、もし一緒に居るという選択をするのならば「モラハラ夫を治療する」「モラハラ夫への対処法を覚える」ということが大切になってきます。

(※この記事ではモラハラ夫の治療について取り上げていきますので、モラハラ夫への対処法については、モラハラ男は「相手にしない」のが最高の対処法ってホント?を参考にしてみてください。)

 

さて、そもそも「モラハラは治療できるのか?」ということですが、

結論からいうと、「モラハラは治療できるが、その可能性はかなり低い」です。

というのも、モラハラの治療はモラハラ夫が自分はモラハラであると自覚し、治療したいと思っていることが前提となります。

 

モラハラは病気ではないので、薬を飲めば症状が抑えられるというわけではありません。

治療できるかどうかはモラハラ夫本人の意思と努力がすべてです。
本人に治療の意思がなければ、あなたがどれだけ努力してもモラハラを治療することはできません。

ですが、モラハラ夫が自分のことをモラハラだと真に自覚する確率はとても低いのです。

 

離婚を持ち出され、それを避けるために表面上は反省し、離婚の危機が回避できたらすぐにモラハラに戻るというケースも少なくありません。

病院に行けば治る、治療をすれば治ると考えるのはやめましょう。

モラハラを病院で治療するにはどんな方法がある?

モラハラを病院で治療するにはどんな方法がある?

モラハラの治療を行うことができるのは、「精神科」「メンタルクリニック」です。

 

モラハラは心の問題です。
家庭環境であったり、過去のトラウマや仕事のストレスであったり原因はさまざまですが、そういった心の問題と向き合うのは大変なストレスとなります。

 

そのため、モラハラを自覚し治療したいと考えている人であっても、この治療が辛くてやめてしまい元のモラハラ夫に戻ってしまう可能性があるということを覚えておきましょう。

治療法はお医者さんの方針によりますが、以下のようなものが考えられます。

 

心理療法

カウンセラーの先生に自分の生い立ちについて話ながら、なぜ今のような考え方になってしまったのかゆっくり考えていきます。

認知行動療法

自分がなぜそのように行動してしまうのかについて論理的に考え改善方法を模索していきます。

催眠療法

モラハラをしてしまう原因となった辛い記憶(イジメ、モラハラなど)を無意識に心の奥底に閉じ込めているケースがあります。
原因がわからなければ治療もできませんから、催眠状態に導くことでその眠ってしまった記憶を引き出して改善していきます。

実際にモラハラを治療できた体験談

実際にモラハラを治療できた体験談

ここまで読んでいただければおわかりいただけたかと思いますが、モラハラを治療するのは非常に難しいです。

そもそもモラハラ加害者が自覚するのが難しいうえ、自覚したとしても家庭環境など複雑な心の問題と向き合うのはかなりのストレスとなるので加害者に「絶対に治すぞ!」という強い意思がなければ改善することはできないからです。

 

もちろん治療できたという例もあります。

それが私の夫もその一人です。

 

私の夫は、出産を機にモラハラがどんどんひどくなりました。
10円ハゲができるほど悩み、本気で離婚も考えましたが今は子どもと三人で問題なく暮らしています。

夫がモラハラを自覚したきっかけは、私が離婚を申し出たことでした。
それからしばらくして、夫は自分からカウンセリングに行ったのです。

散々モラハラを受けてきた私はどうせパフォーマンスだろうと信用していませんでした。
しかし、どうせいつでも離婚できるなら、少し様子を見てみようかなと思い、離婚を保留したのです。

 

夫がどんな治療をうけたのかは、私は敢えて詳しく聞いていません。
詳しく聞いてしまうと同情し、共依存になってしまう可能性があると思ったからです。

しかし結果として、夫のモラハラは徐々に収まっていきました。
たまにイヤな面が出てきてカチンとすることはありますが、私だって完璧な妻ではないのでお互い様だと思っています。

 

私は、自分の夫がモラハラの治療に成功したからといって安易に「モラハラは治療できるよ!」と言うつもりはありません。
カウンセリングにいってもモラハラが治らず離婚したという人も知っているからです。

私の夫が治療に成功したのは偶然、運が良かっただけだと思っています。

 

ですが、ネット上によく見られる「モラハラは絶対に治らない!」という意見に対しては違うと言いたいです。

確かに治療できる可能性はかなり低いです。
正直なところ、さっさと離婚してしまったほうがせいせいするとも思います(笑)

 

でも、もしモラハラ夫が治療の意思をみせていて、あなたもやり直してみたいと思っているなら、時間をあげてもいいのではないかな、と思います。

モラハラを治すのはとても難しい。別れの覚悟も必要

モラハラを治すのはとても難しい。別れの覚悟も必要

モラハラは絶対治らない!といわれがちですが、可能性はかなり低いもののカウンセリングなどを通じて治療できることもあります。

 

とはいえ、治療が辛くて投げ出すこともありますし、そもそも治す気なんてないのに離婚したくないからと治療をうけるフリをするということも考えられます。

 

そのため、治療をする場合でも離婚という選択肢は意識しておいたほうがよいでしょう。

「いつでも離婚できるんだぞ!」という気持ちを持っておくことは、理不尽なモラハラに屈しない精神を培うことにも繋がりますよ。

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